NHKのサイボーグの番組

NHKスペシャルでやってた立花隆が最新科学をレポートするやつを見た。
いろいろ進歩しているなぁ。
銃夢攻殻機動隊のようなSFの世界の一部が実現するのもそう遠くはないのかも
しれない。ついには脳がバイオチップになってしまって、アイデンティティを失うとかw



と、それはさておき、脳とコンピューターとを結ぶインターフェイスの実験が凄かった。
どういう実験だったか説明しよう!(絵が描ければ一瞬なのだが・・・)

ネズミに前足でレバーを押すと水が出るという装置を使用させる。
(このネズミの脳には電極が刺さっており、脳の電気信号がコンピューターに記録される)
そして、前足を動かしたときの電気信号をコンピュータに記録させる。
この動作を何回かネズミに行わせて学習させる。


ここで、レバーを押すと、水が出るという仕組みを変更し、
前足を動かしたときに出る、電気信号をコンピューターが感知したら、
水がでるというように変更する。


すると、コンピュータはちゃんと電気信号を検知し、
ネズミは無事、水を入手することができる。
→ちゃんと前足を動かす際に脳内に生じる電気信号の特徴が抽出できている。実験成功


そこからが、面白いのだけど、次第にネズミは、もうレバーを動かさなくても
前足を動かそうと脳内で考えるだけで、水が出てくることを知り、
ついには、レバーを動かなくなくなる!
しゃらくさいなぁ。このときのネズミの態度がまたよい。
あ〜前足を動かすの、メンドクサイっす。って感じw


きっと、そのうち頭で考えるだけで、コーディングができるようになるに違いない。
っていうか、頭で考えるだけで、google検索できるし、家のビデオに録画予約できたり
することができるのか。誤作動も増えそうだな・・・
あ、間違って核撃っちゃったとかはイヤすぎだな。


実用化にあたっては脳に電極は差したくないので、ソフトなインターフェイスを頼みます。
ネコ耳カチューシャみたいなやつで、一つお願いします。
と、妄想し、この技術に一番投資をしているのが、軍というのがヤバそうだなぁと思った。