父親たちの星条旗 FLAGS OF OUR FATHERS

スピルバーグが製作に入っていることで、プライベートライアンばりの映像を期待し
視聴してきました。素晴らしい!
技術は確実に進歩している感じ。
クリントイーストウッドならではの人物描写も素晴らしく、
結構グっときました。とくに、ネイティブアメリカンのアイラに・・・
英雄と呼ばれることの辛さがひしひしと伝わってきていたたまれない感じでした。
戦闘シーンよし、ドラマよしで、かなり満足度は高かったです。
若干、話の構成がビッグフィッシュっぽいと思うところもあるんですが、それは、それでよいと思います。


でも、プライベートライアンと違って、相手が日本軍なんで、日本人としては
少し複雑な気持ちになりました・・・
他人の戦争*1ではないもんなぁ
本編上映終了後には、日本側の視点で作られた第二部「硫黄島からの手紙」の予告も流れ
これまたよい出来そうで、12月の公開が楽しみになりました。


クリントイーストウッド、今作では監督だけでなく、音楽も担当しているんだよなぁ
凄い才能だよ。もうたしか76才なんだけど。

*1:押井守氏曰く、戦争賛成反対の議論の前に、戦争に対して誠実であることが重要。そこから、他人の戦争がなぜ楽しいのか、どうしてやめられないのかなどを考えていくべきだ とのこと from ブラッドプラス製作発表会